立松さん“第二の故郷”知床、早い死惜しむ(読売新聞)
ゆっくり休んで下さい――。北海道知床の自然を愛し、“第二の故郷”と通い詰めた小説家の立松和平さんが8日、多臓器不全のため、亡くなった。
知床を題材にした著書を多く残し、世界自然遺産登録にも尽力した立松さんの訃報(ふほう)に、道内のゆかりの人々は、ねぎらいの言葉を口にした。
30年来の友人でパリ・ダカールラリーに一緒に出場し、さらに斜里町に知床知布泊(ちっぷどまり)村を開村し、毘沙門堂を建てるなど、「兄弟以上の付き合いをしてきた」という同町の自動車販売業佐野博さん(62)は、「知床の世界遺産登録のきっかけを作ってくれた人。とんでもないことになってしまった」と早すぎる死を惜しんだ。
立松さんは20年以上、知床で定置網漁業を営む漁師大瀬初三郎さん(74)のもとに通い、2005年には、海と向き合う大瀬さんの姿を著書「知床に生きる」にまとめた。
大瀬さんは、「昨夏に会った時も、俺のことを『また本に書く』というので色々な話をした。冬にまた来るという話だったのに。言葉にならない。ゆっくり休んで下さい」と静かに語った。
・ <福岡県汚職>副知事室で100万円授受(毎日新聞)
・ 慎太郎都知事「自業自得」!朝青龍も協会もバッサリ(スポーツ報知)
・ 殺人時効、54.9%が「短い」=死刑容認は増加−内閣府調査(時事通信)
・ 首相動静(2月3日)(時事通信)
・ 重機窃盗容疑でガーナ人ら逮捕=4県で被害数十台か−新潟県警など(時事通信)
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立松さんは20年以上、知床で定置網漁業を営む漁師大瀬初三郎さん(74)のもとに通い、2005年には、海と向き合う大瀬さんの姿を著書「知床に生きる」にまとめた。
大瀬さんは、「昨夏に会った時も、俺のことを『また本に書く』というので色々な話をした。冬にまた来るという話だったのに。言葉にならない。ゆっくり休んで下さい」と静かに語った。
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2010-02-11 22:36
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